9/7 日報

地方移住、いいよね

イケダハヤト氏のツイッターや書籍等を読んで、地方移住のメリットについて真剣に考えだした。

現状の問題点は地方で稼げるフリーランスのスキルが皆無。

企業就職して数年スキル磨いて、なんてのが現実的だろうけど、なんかありきたりでつまらないなぁ……。

できれば今すぐやってしまいたい。

 

数十人規模で仲間を募って地方移住、完全に廃村になっているところに入植する。

入植者のコミュニティで協力してインフラの立て直しから始める。

とかめっちゃ楽しそう。DASH村感覚。

 

そうなると問題は土地の所有権とかかな。

民共同のプロジェクトで動かせれば現実味が出てくるかも。

 

学校や病院などの必要最低限の施設もどうするかだけど、地方都市へのアクセスインフラを確立すればそこはクリアできるのかな。

 

ともかく、仲間を数十名集められたら話を進められそうだから、そこから考えてみるか。

 

日本での大麻合法化論争について

news.livedoor.com直接面識はなかったが、ユニラップの予選会とか大学生ラップで何度か見たことはあった。共通の知人も何人か居る。そんぐらいの距離感の人だった。

 

ラッパーと大麻問題は、今年いろいろ騒がれている。

有名ラッパーやDJが何人か捕まったり。

 

私のスタンスは、「科学的にどうこう以前に非合法なので、逮捕されるリスクをわざわざ負いたくない」だ。やりたい人は裏でお好きにどうぞ。

ただ捕まっていなくなるのは寂しいからやめてくれ。

 

なので正直合法化するならしてくれたほうがいい。タバコよりも害が少ないという研究データも出ているし、こんなつまらないことで知り合いが捕まるのは辛い。

 

アメリカを始め、各国で大麻は合法化の動きが広まっている。

だが日本ではあっても結構先の話だろうなと踏んでいる。

アメリカでの合法化のプロセスは、医療目的や科学的に有害性が低いということが決め手ではなく、大麻関係の犯罪件数が多すぎて刑務所がパンクしている問題と、犯罪組織の資金源になっていることだった。

それなら合法化して国が管理すればいろいろと経済的にメリットが大きい、という判断からだ。

www.jiji.com日本での昨年の大麻犯罪の摘発件数は、増加したとはいえ3000件程。

昨年の刑法犯件数が全体で91万件なので極々少ないパーセンテージだ。

 

普及率は非合法なものなので計測できないので、どの程度の額が犯罪組織に流れているかはわからないが、摘発件数から推測するに他と比べてそこまで大規模な金額にはなっていないだろう。

 

そして何より世論は「大麻=有害な違法薬物」というイメージが根強い。

合法化論者は「ヤク中のラリパッパ」という認識すらある。

合法化賛成=大麻常用者とは限らないのに。

 

社会的なメリットも少なく、世論も合法化に賛成に向いていない以上、外圧でも来ない限りは日本での大麻合法化の流れは来ないだろう。

 

一つ線があるとすれば、アメリカでの大麻市場が拡大して、日本を市場にしたいと考え合法化の外圧をかけてくるというものだ。

だがこの線も薄いだろう。

forbesjapan.com大麻の世界市場規模は2021年に3兆円を超えると言われているが、タバコの世界市場規模は現在70~80兆円と言われている。

如何に成長している産業とはいえ、アメリカが日本に合法化の圧力をかけてまで売ろうとはしてこないだろう。

 

まずは国内での正しい知識の普及が一歩目だろうが、厚生労働省が完全に違法薬物扱いという見解をとっている以上、大手メディアではコンプライアンス的にそのようなキャンペーンはできない。というか、するメリットがない。

 

ということから日本では大麻合法化は、ほぼ無理だろう。

 

以上。

9/6 日報

髪切った

先々月、人生初坊主頭にしてから野放図になっていた髪の毛を切りに行ってきた。

全体的に、ヘルメットかぶったような髪型になっていたのでサイドを刈ってもらい、上もソフモヒ風にしようとして出来損なった感じにしてもらった。

 

坊主頭はセットの必要がなく朝に時間を取られないのは良かったが、割と早い段階でメンテナンスが必要になるという欠点があることを学んだ。

サイドの髪はある程度伸びるまで下に落ちちゃくれないんだ。

特に私のように髪質のバリカタな人間のは……

 

これでやっと大手を振って街を歩ける髪型になった。やったー。

 

古本屋漁りの成果

近所のBOOKOFFに行ってきた。

ブログ書く時に役立ちそうな本ないかなぁと散策。

ブロガーのイケダハヤト氏の本が2冊、そして広告コピーについての本と、コメント力に関する本を見つけたので購入。

 

帰宅後にイケダハヤト氏の『年収150万で僕らは自由に生きていく』を読了。

この本のあとイケダ氏は東京から物価や家賃コストの低い高知に移住し、ネットでフリーランスの仕事をしながら暮らしているそうだ。

 

ネット上であらゆる仕事が済むこのご時世、確かに地方移住という選択肢は現実味を増している。

うちの大学の社会学教授・浅野智彦氏の言葉を借りれば、「趣味縁」で仲間を募り、100人規模とかで生活コストの低い地方の集落に移住して共同生活なんてプロジェクトが出てきてもおかしくないのでは?なんて考えたりした。

誰もやらなそうならいつか自分でやろうかな。

 

 

そして運命の出会いがあった。HIP HOP専門誌blastのバックナンバーが7冊もあったのだ。思わず衝動買い。

 

そこから「これはblastを集めろという天のお導きか」と思い、

www.oa.umenkov.comこんな記事を書いた。

今後はこのプロジェクトもブログの中で進めていく。

 

映画レビュー進まず

今朝方起きたらブログを読んでくれていた知人からLINEが来ていた。

映画レビュー記事に対して「内容がなくてしょうもない」という感想を頂いた。

 

まともに映画レビューなど書いたことがなかったので最初からいいものが書けるとは思ってはいないし、スキルを磨くために1000本という数をこなそうというコンセプトなので全くもって返す言葉もないが、若干ヘコんだ

 

自分のまだまだ未熟なところは、こういう心の突っかかりがあると中々作業が手につかなくなるところだ。というか、こういうことを気にしすぎるところだ。

「自分にはまだインプットが足りないんじゃないか」

と思い、記事を書く気持ちが起きなかった。

 

そんなこんなあって「インプットが足りないなら足そう」という無理やりなポジティブシンキングで、BOOKOFFで本を漁ろうと思い立った。

だからこそ、blastを見つけられた訳で。怪我の功名である。

 

ブログ界隈について調べていて、みんなが一貫して言ってることは「成功するまで止めなければ勝ち」ということだ。

それは絶対に成功する雨乞いは、雨が降るまでやることだという話に似ている。当たり前というか、馬鹿げているというか。

 

だが、停滞した時点で勝ちの目も捨てているのだから、苦しくてもベットしていく以外に成功への道はない。

 

お前はそっちいくの?俺はこっち。

 

以上。

 

blast補完計画、始動 「これは収集活動ではない、文化事業だ!」

HIP HOP専門誌blast

そもそもblastとは?

blast』は、かつてシンコー・ミュージック・エンタテイメントから発行されていたヒップホップ専門音楽雑誌である。(Wikipedia「blust」より)

 当初は『FRONT』という雑誌名で1994年に発刊。月一で出版され、2007年5月号を最後に休刊している。編集や書き手として現在もHIP HOPライターとして名高い古川耕氏や磯部涼氏、高橋芳朗氏などが携わっていた。

 

その中身とは

内容はラップDJが中心だが、グラフィティブレイクダンスに関する記事もあり、総合的HIP HOPカルチャーを取り扱っている雑誌であった。

刊行期間が日本のHIP HOPの黄金期であり、現在のレジェンド達のインタビューや当時の事件やイベントのレポートがゴリゴリ載っている。

例えば、現在手元にある2007年3月号(休刊になる2号前)では、今でこそ大ベテランの「サイプレス上野とロベルト吉野」が1stアルバムをリリースするタイミング、新人時代のインタビューが掲載されている。

もしくは、2005年4月号では、池袋bedで2005年1月8日に行われた「3on3 Freestyle Battle」のレポートが載っている。トーナメント表にはダメレコライブラの文字が!

更に遡ると2001年9月号では「Jay ZとNasビーフ」がリアルタイムの事件として取り上げられている!

 

間違いなくHIP HOP界の重要な参考資料だ

上記した通り、今考えたらありえないメンバー達が、当たり前のように記事に登場している。これは、私のように後年にHIP HOPカルチャーに触れた者にとっては、神話のようなものである。

インタビューやイベントルポだけでなく、広告ページでは当時モノの機材が取り上げられており、当時のHIP HOPシーンを知る上で、あらゆる面で資料的価値が高い

 

blast補完計画に至るまで

blastとの出会い

私とblastとの出会いは、先輩ラッパーのN氏宅に遊びに行った時であった。

帰り際にN氏は自分のコレクションのバイナルやDVDなどの一部を私に引き継いでくださった。その中に、二冊のblastがあったのだ。

 

blastという雑誌は、TBSラジオライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」にて宇多丸氏などが語っていたので存在自体は知っていたが、実物は見たことがなかった。デカデカと表紙を飾る50セントの姿に痺れた。

 

その後……

そしてしばらくたった今日、たまたま近所のBOOKOFFに立ち寄った時に、7冊のblastのバックナンバー108円(税込み)で投げ売りされていたのを発見した。

 

俺達にとってのお宝が、108円(税込み)……!?

 

これは、救出しなければならない!保護し、保管しなければならない!

私はそこにあったblastをすべて買い物かごに移した。移さざるを得ない衝動に駆られた。

 そして帰宅後、購入したblastを読みながら考えた。これは、まだ氷山の一角で、この世界には投げ売り同然で中古市場に出回っているblastがあるのではないかと。

 

HIP HOPの5つ目の要素

HIP HOPの4大要素といえば、言わずもがなRAP、DJ、グラフィティ、ブレイクダンスである。

これにアフリカ・バンバータは5つ目の要素を加えた。それは「知識」である。

 

バンバータが言うところの「知識」は、HIP HOPそのものの歴史知識やジャンルのマニアックなオタク知識ではなく、ゲットーで生き延びる為の「知識」を指していただろう。

だが、日本の中流家庭出身の私にはゲットーで生き延びる為の「知識」は必要ない。必要なのはこの現代日本社会を生き延びる為の「知識」である。

そのために私は敢えて「HIP HOPそのもののオタク的な知識」から学んでいくことにした。それを通してHIP HOPを学び、どんな場面であれ対応する「問題解決の手法」としてのHIP HOP(本来のHIP HOP)を見出したかったためだ。

 

そしてクール・ハークから始まる歴史を学び、その変遷を調べていった。そこでHIP HOPの基本概念オールドスクール世代のことはある程度勉強できた。

しかし90年代から現代までのHIP HOPカルチャーに関しては、まだ学術界的には日が経っていない時代であり研究の対象になっていない。その為研究している書物自体が少ない。また、90年台にHIP HOPシーンは爆発的な広がりを見せているため、枝葉の知識まで拾い上げている媒体は少ない。

近年レジェンドたちが自叙伝を出版したりしているが、日本語資料に絞ると出版されているものは極僅かだ。

 

そこでblastですよ!

 blastはリアルタイムで当時のHIP HOPシーンの状況を映し出している。資料的価値は前述のとおりだ。

つまり私が一番手を出せていなかった年代の「知識」をカバーしてくれる真の解決策なのである!

 

blast補完計画、始動

蒐集しないわけにはいかない!

以上の理由から、私はblastのバックナンバーを中古市場から探し出し、救出、揃えていくことにした。

 

blast補完計画である!

 

これは単にコレクションしていく活動ではない。コンプリートし、読破し、「知識」を自分のものにしたあとは、見込んだ後輩に受け継いでいくつもりだ。これはある種の文化事業である!

 

昨今、図書館の資料が書庫を圧迫しているという理由で燃やされてしまった事件があった。言語道断である。どんな本にも価値はあり、残っている限りいつかその価値が誰かに必要とされる時が来るはずだ。

 

blastは一つの文化資本であり、古書店の雑誌コーナーで眠らせるべき本ではない。今まさにこの時、その価値を求めている人間が、少なくともここに一人いるのだから。

 

計画の今後

当面は古本屋にて捜索を続け、発見・救出完了ししだい、このブログにて進捗を報告する。

ちなみに2018年9月6日現在、手元にあるバックナンバー

  • 2000年3月号
  • 2000年9月号
  • 2000年10月号
  • 2001年9月号
  • 2001年12月号
  • 2002年8月号
  • 2002年10月号
  • 2005年4月号
  • 2007年3月号

の、9冊である。月刊誌なのでおそらく全部で150冊ほどのバックナンバーがあると予想される。道のりは長い。

 

またバックナンバーを掘り当てたときには、その報告記事の中で感想なども同時に書いていく予定だ。

 

 

9/5 日報

 6連勤終了

先週金曜からの6連勤が終わり、明日は久しぶりに丸一日フリーだ。

今日は体力と時間的に映画レビュー記事を投稿できなかったので、明日は3本くらい書くつもり。

 

今日は『海街Diary』を見直していた。時間の都合で途中までしか見れなかったが、やはり、いい!

是枝裕和監督は近作の『万引き家族』がパルムドールを取ったことで話題になったが、『海街Diary』といい『そして父になる』といい疑似家族というテーマが一貫している。他の作品はチェックできていないので近い内にコンプリートしたい。

 

関空のタンカー衝突から思ったこと

昨日の台風の被害の様子は、SNSなどでも多々流れてきていて、衝撃的な映像の数々に「こんなことあんの!?」というのが正直な感想だ。

news.yahoo.co.jp

だが一番「まさかこんなことが!」と思ったのは関空が連絡橋を破壊され何千人が孤立したことだ。

ニュース映像ではえぐれたタンカーと土台からズレた橋の姿が映されていた。はっきりと破壊の爪痕が残されていた。しかし……、

 

埋立地の人工島へと架かる唯一の橋が破壊され、絶海の孤島と化した!」

21世紀もこなれ感出てきた2018年にこんな20世紀臭するシチェーションある?

 

サスペンスの匂いがぷんぷんしやがる……

この設定つかっていくらでも映画撮れそうじゃん……

 

事実は小説より奇なりとはよく言ったもので、現実はいつも我々の予想の斜め上をいくものだなぁ。

 

 アナログVSデジタル

news.livedoor.comデジタル一眼の出荷台数がミラーレスに負けたらしい。

 最初このニュース記事を見た時カメラ門外漢の自分はアナログがデジタルに負けたと思った。よく見たらそもそも両方デジカメだった。

ミラーレスと一眼の違いはこちらのサイトがわかりやすい。

 

【キヤノン公式】初心者向け!一眼レフカメラとミラーレスカメラって何が違うの?|カメラ初心者教室

 

なんとなく高性能なのがデジタル一眼で、廉価版がミラーレスかと思っていたので勉強になった。

 

アナログの時代はもはや終焉を迎え、デジタルがそのシェアを塗り替えた。だが、アナログは死んでいない。音楽にしてもカセットやレコードは近年息を吹き返しつつある。

 

テレビすらもシェアを奪われ、You Tubeなどに人が流れつつあるなかでもラジオが一定の聴取率を得ているように、アナログなものにも何故か一定のファンが居る。

 

「不便で、面倒事が多いアナログだが、何でも指先で済むこの時代にその不便さが愛おしいのだろう」なんて語られるが、そうじゃない

「敢えてアナログを選んでる自分に酔ってる」なんて揶揄されるが、そうじゃない

ビットレートを上げたらもはや音質はデジタルも遜色ない」と理屈を説かれるが、そうじゃない。

 

そうじゃないんだ!

 

そこにあるものはうまく言葉にできない。いつか、言葉にしたい。

 

以上。

 

 

 

9/4 日報

台風ほんと半端ないって

昨日の日報でも書いたけど、ファミレスのデリバリーのバイトをしております。

 

ファミレスの「デリバリー」のバイトをしております。

 

死にかけたわ!

 

いやー、まだ雨風の多少は弱い昼時で、かつ東京なので関西の方々よりも被害は少なかったのだが、ただでさえ強風で煽られるから周囲の確認を気をつけ無くてはならないのに、地面には折れた枝葉洗濯バサミいっぱい付いてるアレが木っ端微塵になって落ちてたり。360度全方位警戒しなきゃならない。

 

で、こういう日に限って注文が多い。……と思ったらそうでもなく。それはそれで暇を持て余すからやめて欲しい……。注文適度にして……。

 

ブログ企画スタート

思いつきで始めた企画「映画レビュー千本ノック」。その名の通り映画の感想記事を1000本あげるというものだ。1000本やれば目立つだろうし、力も付くのでは?イケルイケル!

 

先程一本目の記事を書き終えてアップした。

一本目は「ガメラ 大怪獣空中決戦」。

今日はこれを書くためにhuluで見直していた。

 

これにしようと思ったキッカケはこのニュース

www.asahi.com台風で京都駅の天井が落ちたらしい。京都駅破壊といえば平成ガメラ

というわけで割と不謹慎な理由でこの映画を選んだ。

 

だいたい1,500字程度の文量で書いたが、読み直してみると意外と少なく感じた。2,000か2,500字程度は書いたほうが読み応えが出るのだろうか。そのへんも試行錯誤していこう。

 

 今日は疲れたので日報は短めで。以上。

 

映画レビュー千本ノック 1/1000 『ガメラ 大怪獣空中決戦』

オカルト+リアルな軍事描写+怪獣=最高!!

 

今回から始めた企画、「映画レビュー千本ノック」。

その名の通り映画の感想を1000本ひたすら書いていくというものです。

一日一本やっても三年ぐらいかかるので本当に完走できるのか不安はありますが、「100本だとすぐ終わりそうだし、300や500って半端じゃね?1000いけるべ!」という頭の悪い発想からこの企画を設定しました。

 

そんなこんなでとりあえず1/1000本目はガメラ 大怪獣空中決戦』

1995年公開で、監督は金子修介(本編)、樋口真嗣(特撮)のタッグ!

 

樋口真嗣監督といえば、近年ではシン・ゴジラ特技監督としても有名ですが、その原点とも言えるのがこの平成ガメラ一作目のガメラ 大怪獣空中決戦』なのです!

 

作品誕生の時代背景

大映で制作され、1995年の3月に公開した本作。横の軸で同時代の怪獣映画を見てみると「平成ゴジラシリーズ」では『ゴジラvsスペースゴジラ』が1994年の12月に公開されていました。

どうも本来は初代ガメラ公開から20年の節目に当たる1985年にリブート作品を作る計画だったはずが、「平成ゴジラシリーズ」一作目の『ゴジラ(1984年版)』が当たらなかったため計画が頓挫。

その後、「平成ゴジラシリーズ」が当たり始めたことで再びガメラのリブートの話が持ち上がり、1995年の公開に至ったそうです。

 

横の軸で「平成ゴジラシリーズ」が試みていたハードなSF描写(成功しているとは言ってない)とリアルな物語(成功しているとは……)の影響を「平成ガメラシリーズ」は多分に受けているでしょう。

と、言うよりも、「平成ゴジラシリーズ」がなし得なかった「怪獣映画を大人の鑑賞に耐えうる形で作り上げる」というテーマを、ゴジラでの反省を活かして踏襲し、日本産特撮怪獣映画の一つの完成形を見せたのが「平成ガメラ三部作」だと言えるでしょう!

 

見どころ

なんといっても設定がまずサブカル好きにはたまらないものになっています!

超古代文明の遺産である人工生命体ガメラギャオス。単為生殖と驚異的な成長スピードで人類に襲いかかるギャオスに、古代人が残した最後の希望地球の守護神ガメラが立ち向かう!

古代文明の設定にはどうもアトランティスやらルーン文字やら古代日本文明やらが絡んでいるらしい!諸星大二郎的な匂いがしてきました!これはもう、オカルト大好き人間からしたら大好物のフルコースですね!

 

そしてヒロインがかのスティーブン・セガールの娘でお馴染みの藤谷文子さん!

藤谷さんは現在もハリウッドで女優として活動なさって居るようです。この頃は特にお父さんの面影が残っていてセガールファンとしては見ているだけで楽しくなってきます。

 

特撮は、90年代中頃なので合成などにまだまだアラが多く、今見ると多少厳しいところはありますが、かなり残酷な破壊描写や、ギャオスの超音波カッターの描写のかっこよさなど見どころは盛りだくさんです。さすがは樋口真嗣特技監督

何より、ラドンなどの鳥型怪獣の最大の弱点である「怪獣プロレスができない」という点を、ギャオスは克服しています。まぁ腕短いから不利だし、すぐに止めてまた飛ぶんだけどね。仕方ないね。

 

自衛隊の協力を得ているので、軍事描写の緻密さリアルさも折り紙つきです。どっかのすぐ超兵器を導入する国防軍と違って、登場する兵器は自衛隊実際に運用しているものが登場しており、「実際に日本に怪獣が攻めてきたらどうするか」という『シン・ゴジラ』でなされたシミュレーションをはるか昔に行っていたのです。

ある意味『シン・ゴジラ』の原点の一つと言えるでしょう!

 

そして平成ガメラの最大の魅力は、ガメラが傷つきながらも何度でも立ち上がって戦う漢の背中を見せるところでしょう!

本作でもそうなんですが、この件に関しては今後『ガメラ3 邪神〈イリス〉覚醒』を取り上げた回で熱く語りたいと思います!

 

この作品は本当に大好きなので、語りたいことは他にいくらでもあるのですが(怪獣映画特有の無能な政府高官がナイスな件とか、爆風スランプの歌う主題歌がいい件とか……)、無限に長くなりそうなので今回はこの辺で!

 

これからも映画レビュー千本ノックを続けていくのでよろしくお願いいたします!

9/3 日報

ブログを移設して二日目、昨日はサービス探しや諸々の契約、設定に追われていた。今日は昨日出来きなかった部分を作業したかったが、結局ドメインを設定し直し、ブログタイトルを変更しただけで終わってしまった。

 

 今日も今日とて、早寝早起きの徹底をした、かった。7時半に一度目覚ましで目を覚ましたが、そのまま二度寝をカマしてしまい爆睡。起きたら8時40分。

二度寝してしまうとそのまま身体がダルいモードに入ってしまい、布団の上でSNSチェックするだけで朝の時間を浪費してしまった。反省である。

 

その後、バイト。ファミレスのデリバリーなのだが、平日昼間は注文が少ない。昔、ピザ宅配のバイトをしていたときにはあり得なかった少なさである。

暇な間はインストアの業務に回される。バイクに乗りたいからデリバリーをやっているのに……。

そんなこんなで特に面白いこともなくバイトを終える。バイト中の暇な時間を楽しくする方法を考えよう。

 

 

母親が還暦を迎える。稼いだ金は全部遊びに使ってきた人生だったので、いつも誕生日にはロクなプレゼントなどあげたことはなかった。せいぜいハーゲンダッツ買ってくるくらいであった。

しかし還暦という節目に何も渡さないのは流石に……。という気持ちが湧き、以前から欲しがっていたAmazonkindle Fire HD 10を昨日ポチった。

 

Fire HD 10 タブレット (10インチHDディスプレイ) 32GB

Fire HD 10 タブレット (10インチHDディスプレイ) 32GB

 

 

 さすがはAmazon、ポチった翌日に届く。早速初期設定をしてあげた。

 

処理速度などはストレスなく動く程度はあり、10型ほどの画面は映画を見る際でも十分な大きさだ。電子書籍や音楽、映画などはホーム画面からスワイプすれば見られるようになっており、UIもわかりやすい。

背面がプラスチック感丸出しなのとデカデカとAmazonのロゴが入っておりダサいことを除けば値段の割にはかなりいい商品である。

 

このレベルでの親孝行をしたのは生まれて初めてかもしれない笑

そのくらい、現在進行系で親不孝街道をまっしぐらである。赤信号でもレッツらゴーやで。

 

 

夜はhip hop繋がりの先輩に飲みに誘われたので、地元の八王子で飲み会をした。

串カツ田中で飲んでいたら、赤玉サワーを発見。注文した。

赤玉とは、日本産の歴史の古いワインである。森見登美彦の小説を愛読している人にはおなじみのアレだ。ワインだが、異様に甘く飲みやすい。飲みやすすぎる故、調子に乗って酔いやすい。値段も手頃である。

 

お酒らしいお酒が苦手な人にはぜひ一度試してもらいたい。ストレートでもいけるし、ロックや炭酸で割っても美味しく飲める。

 

 

話を戻して、先輩と飲んだ話。

その先輩は奇特なことに私の日報を読んでくれているそうで、率直な感想をいただけた。「お前のブログは規則正しい生活習慣を送っていることしか伝わってこない」と。

 

痛いダメ出しを喰らった。

 

図星だ。返す言葉もない。そりゃ毎日1000字程度の文章で日記書こうと思ったら、数少ない「やったこと、思ったこと」って原液を貧乏な家庭のカルピスみたいに水で薄~く薄~くして出さないと出てこない。

 

単純にネタを拾ってくる目や耳が肥えてない、もしくは動けていない証拠だ。今後のブログ運営の為にもそういう力を養わなければならない。

今に見とけよ……

 

以上。